秋の競馬予想における夏の上り馬の重要性とは

競馬予想の中でも、秋の競馬予想で一番重要なことは、夏の上り馬をどう扱うのかということです。競走馬の中にはひと夏を越している間に急成長しているという場合が多く、その中でも特に夏場に急成長して連勝している馬のことを夏の上り馬と呼びます。こういった上がり馬は勢いがあるということもあり、秋競馬では人気がある場合が多いです。実際に夏場に連勝した勢いのまま、秋のGⅠをそのまま勝つといった馬も何頭もいます。

今年の秋のGⅠも何戦か終わりましたが、最初のスプリンターズステークスではベルカントが2番人気、秋華賞のトーセンビクトリーが4番人気、夏場にダートから芝に転向し、連勝で菊花賞に出走したリアファルなどは1番人気になるなど、秋の上がり馬が本番でも人気の一角を占めていました。ただ今年に限ればリアファルの3着が最高という結果に終わり、結局は春にGⅠを勝っている馬や、GⅠ勝ちこそ無いものの、重賞を何度も勝っていて春のGⅠでも上位に来ている馬が勝つなど、上り馬にとっては厳しい結果に終っています。

こういった結果を踏まえた上で考えてみると、これまでの秋の競馬予想において収支をプラスに持っていっている人は、夏の上がり馬の取捨選択を誤らなかった人ではないでしょうか。今年のように上り馬が人気になっている年だと、特にそうでしょう。では実際には上り馬を判断するときのポイントにはどのようなものがあるのかというと、それは馬の勢いを取るのか疲労度をとるのかということになります。ベルカントなどは重賞連勝中で勢いがあったとはいえ、夏場使いすぎて走るごとに体重が減っていて明らかに疲れており、実際に本番では見せ場すらありませんでした。一方のリアファルは、芝に替わって夏場に2戦して3戦目で本番を迎えたとはいえ、レース間隔が詰まっていなかった為に3着に踏みとどまれたのでしょう。

結果的にはどのレースでも勝ち馬を見ると、きちんと夏場を休んでいた馬が今年は勝っています。競馬予想において、今年はどういう傾向の年なのかをあらかじめ予想することは、やはり大事なんでしょうね。

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