競馬でお金をなくしてしまわないためには

昔、高橋源一郎さんが、競馬の番組に出ていたことがありましたが、これを見て吉本隆明氏は「田中康夫のようなしょうもない政治的実践をしている人間とは違って、高橋源一郎のようなやつはえらい」とか言っていたと思います。しかしながら、高橋源一郎氏も、近ごろは民主主義を守ろうというようなことを言っていたりもします。
しかし、このような政治的な主張は当然行われるべきものでしょう。政治に関わらずに生きていけるというのであれば、それはそれで幸福なのかもしれませんが、ノーということがなければ、政治は暴走してしまうというのが、当然のことではないでしょうか。お上にノーと言ってはならないという江戸時代の被治者のような考え方を引きずっているのであれば格別、そうでなければ、どんどんノーを突きつけるということが必要であるように思われます。
しかし、高橋氏は競馬でどのくらい勝っていたのでしょうか。そういう番組はけっこうあります。競馬ではなくて競艇で実際に番組で賭けを行っているような番組を見たことがありますが、そんなに儲かっていないような感じでした。
賭け事というのはお金をなくしてしまうおそれが極めて高いということは、よく言われていることではないでしょうか。どこかの製紙会社の御曹司なんかもそれで捕まったりもしていました。賭け事というのは、ほどほどにしなければならないでしょうが、しかし、一度はまってしまいますと、そう簡単には抜けられないという感じがします。
しかも、お金の無くなるスピードも尋常ではありません。何百万というようなお金を一瞬にして吸ってしまうというのが賭け事なのです。ですから、宝くじくらいに留めた方がいいのかもしれませんが、宝くじは宝くじで、正直なところぼったくり感が半端ではありません。
人生を楽しむには賭けの精神が必要であるとパスカルは言っておりますが、そういうのは認められるのかもしれません。何をするのも賭けであるとは言えます。

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