競馬に絶対勝てる必勝法は存在するのか

競馬に勝つというのは至難の技です。私も一時期競馬に凝って、その際には必勝法を探してずいぶんいろいろ研究をしたものです。かなりいい線まで行ったと自分で感じたものもないではありませんでしたが、結局はまったくだめであったというのが結論で、その結論に至ってからは競馬熱が冷めてしまったことを覚えています。
競馬の必勝法が難しい理由は、第一に控除率が高いことが挙げられます。日本の競馬では控除率は75%から80%となっており、馬券を購入した人が払い戻しを受けるられるのは100円の馬券を購入するとすれば、75円から80円となり、20円から25円は主催者側の取り分となってしまいます。例えば、確率二分の一のギャンブルで払い戻しが二倍であるならば、勝つことはそんなに難しくありませんが、競馬の場合には確率が二分の一であれば払い戻しは1.5倍から1.6倍になりますから、安定的に勝つことは難しいとしか言いようがありません。
有名なギャンブル必勝法に傾斜方式というものがあります。これは一回のギャンブルに負けてしまった場合には次の勝負の機会には掛け金を増やすというもので、負け続けても一回勝てば今までの負け分を取り戻して、その上に利益が出るというものです。そのための数式もしっかり存在します。この傾斜方式を応用した必勝法はたくさんありますが、どれも決め手に欠けてしまいます。私が研究した必勝法も傾斜方式の変形でありましたが、これには致命的な欠陥があるのです。
それは、もちろん負け続けていても一回勝てばすべてが取り返せるというのは数字的には可能なものです。しかし、負け続けて掛け金を増やしていくことがいつまで続くのかわからないということです。とてつもない資金力があれば別ですが、ある程度負け続けてしまいますと、大抵の場合には勝つよりも先に資金がパンクしてしまうことがほとんどです。
一般人が可能であるくらいなら、競馬長者がたくさん生まれているはずでしょう。”

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