競馬の馬に競争をしているという自覚はあるのか

前々から疑問に感じていた事だが、競馬で走っている馬というのは、どれくらい競争しようという意識があるのだろうか。人間が走っているのなら当然競争しているという事を自覚しているはずだが、まさか馬がそれを考えた上で走っているとは思えない。もし、そうなのだとしたら、それは最早知性であろう。大学かどこかの研究対象にすらなり得るのではないだろうか。

おそらくそうはなっていない。ゲートが勢い良く開いたものだから、反射的に前に向かって走り出したという感じではないかと思う。そう考えると何だか滑稽に思えなくもない。まぁペース配分みたいな物は騎手が行っているのだろうとは思うが、所詮は人間と動物の関係であって、どこまでコントロールできるものなのかなぁと素人的には考えてしまうのである。

しかし、結構いい加減な物なのだとしたら、それは予想する上では役に立つのではと思う。つまり、実力よりも運が勝負を決するのだから、適当に選んでも的中する可能性はかなり高いと言えるだろう。一生懸命過去のデータから予測した所で、馬のその日の気分で結果は全く違ってきてしまう。

予想している方は一生懸命なのに、走っている馬が何とも思っていないというのは何だか面白くも感じる。その様子を傍らから見て楽しむというのも、また一つの競馬の楽しみ方と言えなくもないだろう。こちらはお金を一切賭けなくてもいいというのも有難いものだ。

そんな競馬業界であるが、新規ファンはそんなに増えていないのではないかと思われる。娯楽が多様化している事も影響しているだろう。まだまだ、人は多いので特に経営上困る事もないだろうが、数10年先の事を見越して何らかの対策を講じておいた方がいいという気はしている。

若い人に来てもらうためにすべき事は何なのか、それを余裕があるうちに考えておくのである。ずっと後になって、あの時にやっておいて良かったと振り返る事になれば理想的ではないだろうか。

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