最近の馬券購入金額の減少について思うこと

競馬は元々一気に大金を獲得できる可能性があるギャンブルとして人気がありましたが、最近は三連単という配当が高い方式だけではなく、WIN5という馬券購入方式まで発売され始めたことにより、さらに大金を獲得できるギャンブルとして注目を集めるようになっています。
このWIN5とはどういうものかというと、競馬の関西や関東などのメインレースや、その前にある準メインレースの、1着になる馬を全て当てるという馬券購入方式のことです。各レースはそれぞれ出走頭数割れしていなければ16頭から18頭出走するので、その1着を当てるだけでも難易度が高いのに、それを5レース全て当てるとなると相当難易度が高くなってしまうのですが、その分莫大な配当を手にすることができます。
全てのレースが人気馬で決まった場合でも、数百万円の配当はありますし、そこに人気薄の馬が絡んでくると、一気に数億円にまで配当が上がります。実際に数億円の配当はこれまでに何度も出ているので、一攫千金を狙うことができます。
WIN5や3連単の導入で確かに夢は広がったのですが、同時に競馬離れを引き起こす切欠にもなっているのかもしれません。最近の競馬の売り上げは、常に下降の一途を辿っています。不景気などで馬券購入費用が少なくなったというのもあるのでしょうが、高配当を狙うあまりそういった馬券ばかりを購入し、結果当たらない為に馬券購入自体を辞めてしまったという人も多いのではないでしょうか。
当たらなければ当たりやすい馬券方式を選べばいいとも思うのですが、人間はやはり一気に稼げる方を選びがちです。しかもWIN5などは100円で数億円を狙えるために、小額だけ馬券を買うという人も多く、馬券購入金額が全体的に減ってしまうのです。そう考えると低配当ゆえに何千円も買って貰った方が、たとえ当たってもまたそれで馬券を買ってくれるので、そちらの方が良かったのかもしれませんね。
馬券の購入金額を増やす為に導入したものが、減らす結果に繋がっていたとしたら、何だか皮肉な結果となっていますね。

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